自己紹介
- 定年GO
- NPO定年GO代表 1954年東京生まれ 1998年グループ・ワークス設立代表就任 2003年「定年GO」中島誠一氏と共同で商標登録取得 2003年「それいけ!定年GO」開催
2011年3月30日水曜日
相談があるんだけど?
(写真は和歌山城です)
久しく会っていなかった、知人から電話で「相談があるんだけど、少し時間取れないかな?」と連絡で会ってきました。相談の内容は、あと三年に迫った定年退職後の仕事を紹介して欲しいとの事でした。
3年ぶりの私に相談してくるとはと思いましたが、話を聞いてみると会社に残ることも制度上は出来るのだが、自分が育てた後輩に仕事の指図は請けたくないとの事、聞いてみるとそうかなとも思ってしまう。
新入社員の時から面倒見てきたし、異動になって別の部署に行っている間も、夜は一緒に飲みに誘っていた部下に、今度は仕事の指図はされないにしても、部下になる事は自分の自分にプライドが許さない。
気持ちは分かるが、だからと言って私に仕事先の紹介を求めてくるとは、しかも、三年も先の話で。
当人にすれば、三年なんてあっと言う間の気持ちだそうです。
そうかもしれません、私も年をとってきて、だんだん一年が早く感じる様になって来ました。
準備は万端と行かないまでも、そろそろ、始めないと、嫌な事、辛い事から始めますか。
定年後の再契約を推奨していますが、いかがなんでしょうか?
もちろん、収入がある事は重要ですが、今までのスタッフにどう接すれば良いとか、勤務体系は変わって毎日の勤務では無いし、収入は安定していますが、再契約では激減でしょうし、精神的なショックはありますよね。
しばらくすれば慣れるでしょうが、最初の戸惑いは隠せませんよね。
家庭でも同じですよね、今までは稼ぎは私に任せろ、家庭は君が守るんだ、だから、私は土日もゴルフへ行かなくては、テニスに行かなくては、付き合いが仕事の潤滑油なんだ、そうだ、君の言うとおり、夜の接待は必需品なんだ。
退職後はそれが、いきなりですからね。
当たり前ですが、会社はこれから、ゴルフやテニス、接待費を支払ってはくれません。それも、収入が減るわけですから、お小遣いは減るので、今までだったら多少は小遣いからの持ち出しは出来ましたが、そんなことは出来るはずもありません。奥様に月に一度のゴルフの許可を得るのも大変でしょうし、それどころか、ビールの本数の制限も。
みなさん、定年後の準備はお早めに!!