沈丁花の花が咲き乱れ、春の香りを運んでくれます。
沈丁花の香りは人事異動や退職の知らせも運んできてくれます。
もう少し待つと、新入社員が顔を見せてくれます。
(近所で咲いた、沈丁花)
参りました、先日知人が愚痴をこぼすので一杯付き合えと居酒屋へ誘われて、定年間近の人間関係を聞かされました、その際にブログに書くことを条件に付き合ったのですが、表現はあくまでフィクションと記載して欲しい、そして、登場人物の詮索をしない、特定できない表現にして欲しいとの事ですので、この話はあくまでフィクションです、また、実在の人物に似ていたとしてもその方をモデルにはしていません。
退職した先輩から、今度退職者達で開催している「げんき会」に君を推薦しておいたので、○月○日6時半に新宿駅東口の居酒屋へ来るようにと誘われたときのことだそうです。
行きたくなかったのですが、何しろ会費が一万円!。散々しごかれた先輩たちの輪に入って何が楽しいのか!
同期で誘われたやつを探したが、どうやら私一人!
そんな会合に参加したくなかったのですが、
誘われた日の体調が良くなかった、先輩の勢に負けてしまったんです。
案の定、行ってみたら、現職時代私を散々鍛えてくれた先輩たちばかり、
優しかった先輩たちは一人もいない。
しかも、取引先も呼び出されていた。
話題はあの時はこうだった、ああだった、俺が助けたんだぞ!、あの時は悪かったな!
今更、OBに侘びを入れられても、業者としては嬉しくも無い
しかし、現職時にはとんでもないことを言っていた方々なので、
今更、力は無いにしても、間違って現職の部長の耳に入ったら大変なので
参加しているようだった。
私を誘った先輩が会の最後に席に来て
「良くきてくれたな、俺が誘ったこと感謝しろよ、そうそう、会費は俺の分もはらってもいいぞ、
領収書は二人分でもらっておいたからな、頼むよ、年金暮らしは厳しくてな」
冗談じゃない!! 来たくも無い会合に呼ばれて、先輩によいしょさせられて、会費は倍払え!
ふざけるな、現職時代あなたに、領収書を2枚も無駄にされたんだ!!
「効果が出ない接待は接待費で処理できないな、俺もつらいんだぞ、部下を育てるために、苦渋の選択でこの領収書を認めないからな、がんばって営業しろよ」
あの時の領収書いまだに持っているからな、
年金ぐらいで苦しい、冗談じゃない、あなたたちは早々と満額の年金を手にしているじゃないか。
私たちは65才まで受け取れないんだ、しかも、あなた達より、額も少ない。
町田の居酒屋の中で、しかも大声で叫ぶ感じで、愚痴を言っていました。
サラリーマンは退職後も人間関係が続くのか、好まない人間関係は早めに処理しておいたほうがよさそうです。