自己紹介

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NPO定年GO代表 1954年東京生まれ 1998年グループ・ワークス設立代表就任 2003年「定年GO」中島誠一氏と共同で商標登録取得 2003年「それいけ!定年GO」開催

2011年4月13日水曜日

先達たちの足跡 その1 『出向してくれるか』



もう、何年になるでしょうか、尊敬する大先輩から「来年定年だから、定年後は君の会社で手伝ってあげるよ、一緒に仕事をしよう」とのお言葉で、千人の援軍を得た気で張り切ったのですが。

翌週に会社に来られて、「社長からの呼び出しで、出向することになってしまった任期は3年だ。まだ、現職だから、社命に逆らうわけにはいかない。すまない」この言葉は私にとって大変なショックでした。と同時に知人にも大変なことになっていったのです。

営業畑では無い先輩が、広告代理店での営業部長です。現職の会社が出向先の株式をある程度は持っていましたが、役員は退職者が一人、業界の理解もあまり無く、ましてや、初めての営業専門職と管理

大変だったと思います、知らない業界、知らない社員たち、取引先。
自分の知識を充電しつつ、部下の育成、営業活動、二ヶ月に一度お会いするたびに、疲労の色が濃くなっているのが、分かりました。

しかし、さすがの知人は、すぐに営業のノウハウを取得して、会社を立て直すまでしたのですが、会社の内紛や、社長の私事に振り回されて、会社自体の存続をかけた新事業を立ち上げたのですが、社長の一言で撤退。

部下の処遇交渉で、自らの進退との交換で退職して、元の職場の取引先を退職された方と事業を立ち上げたのですが、残念ながら、スポンサーが資金を引き上げられて、事業の撤退を余儀なくされたのです。

この知人はその後体調を崩され、今は、空からみんなを見守ってくださっています。
体調管理、無理をしない、体が一番とお話されていました。

みなさんも、体をお大事に。

知人のご紹介で、今小社で講義をお願いしている先生からお聞きした言葉をご紹介しますね。
『頭は嘘をつくが、体は嘘をつかない』


つい先日、機材の整備の責任者を長くされていた方が、定年退職された折に、頂戴した、退職のお知らせに同封されていた、言葉も大好きになったのでご紹介いたします。

自身よりの警告
『意識外の不具合にも、体は敏感に反応し立ち止まろうとする。
しかし、多くの場合がその一瞬を、止まる事も振り向くこともなく歩き続けてしまう。
後日、その部分にミスがあった事を知らされる。』
失敗の追憶より


先達たちの言葉にはいつも、感動してしまいます。
そんな、先達に追いつくように、日々精進しなくては。